こんにちは。
アルコールが苦手な私でも飲めるのが「甘酒」です。とろみがあって、甘いのが特徴。そんな甘酒ですが、女優の永作博美さんは甘酒豆乳にハマっているそうで、井川遥さんも朝食に甘酒を飲んでいるとか。
お二人とも年齢を重ねても、全然変わらない美しさ、可愛らしさを保ってます。
その秘訣は、もしかして甘酒なのかも?!
そこで、今日は甘酒のつくり方を紹介します。
1 甘酒のウンチク
① 甘酒とは
米を麹(こうじ)で発酵させてつくったもの。「飲む点滴」ともいわれ、栄養価は高いですね。「飲むヨーグルト」とも(そのままの気がするけど・・・)。「麹(こうじ)」とは日本固有の菌、すなわち麹菌(コウジカビ)を米などに繁殖させたものをいう。その麹菌が活動すると、色々な消化酵素が生まれ、でんぷんを糖に分解する働きをもつ「アミラーゼ」もその一つ。発酵の過程で、米のでんぷんがブドウ糖(グルコース)などに分解され、甘みが出る。
「発酵」食品は最近のトレンド。海外でも注目されてる!
砂糖が全然入ってないのに、甘くなるのもビックリ。
②甘酒の効果
甘酒には、ビタミンB、アミノ酸、ブドウ糖、オリゴ糖など栄養がいっぱい。からだへの吸収も良い。麹はシミやそばかすができるのを防いでくれ、美肌・アンチエイジングの効果大。オリゴ糖は便秘改善にも。ビタミンBには脂肪燃焼効果もあってダイエットにも最適。ほかにも睡眠や夏バテ防止にも良いみたい。
甘酒の美容効果です。昔から米ぬかで洗顔すると肌がすべすべになるなど、米エキスそのものに美肌効果があるといわれます。加えて、こうじ菌が米を分解する際にできるコウジ酸という抗酸化物質には、シミの原因となるメラニンなどの色素の生成を抑える働きがあります。また、アミラーゼの働きでブドウ糖とともにつくられるオリゴ糖、米由来の食物繊維やこうじ菌の菌体そのものの食物繊維は腸内環境の正常化をサポート。肌のコンディション改善にも効果がありそうです。 『NHKきょうの料理』2014年8月号より
photo by AmallaAdlna
写真は本文と関係ありません(^^)
2 甘酒のつくり方
① 準備するもの(4杯分)
- もち米 100g
- 熱湯 500ml(下茹で用)
- 熱湯 400ml(電子レンジでの加熱用)
② つくり方
- 米こうじ(生) (乾燥品でも同分量で代替可)
③ 食べ頃と保存方法
- 保温水筒に熱湯を入れて温める。
- 沸騰した湯500mlにもち米を入れ、湯が白くにごるくらいまで(約5分)ゆでる。
- ざるにあけて、湯をきる。もち米を耐熱容器に移し、400mlの熱湯を加える。
- ラップフィルムをかけ、500Wの電子レンジで10分加熱する。
- 全体を木じゃくしで混ぜ、再度、500Wの電子レンジで5分加熱して、かゆ状にする。
- 電子レンジから取り出し、木じゃくしで混ぜながら、60~65℃まで下げる。(温度計を使って確認する)
- 米こうじを加え、手早く混ぜ合わせる。※米こうじを加えると、約48℃まで温度が下がる
- 湯煎にかけて65℃まで上げる。※甘酒を甘くするために、約65℃を保ちながら、こうじを発酵させる
- 温めておいた保温水筒に移して蓋をし、約6時間発酵させる。
- 味見をし、発酵して甘くなっていることを確認する。※甘味が足りないときは、もう一度湯煎にかけて65℃に調節し、保温水筒に移して約2時間おく。
- 鍋に移して、鍋の周りがフツフツするくらい(約80℃)まで温めて発酵を止める。※これを火入れという。火入れをしないと発酵が進み、すっぱくなってしまう。
- 鍋を冷水にあて、混ぜながら急冷し、保存容器に移して冷蔵保存する。
- 必要な分量の甘酒を鍋に移し、水を加えて好みの味に調整して温めたら出来上がり。
買ってきた米こうじがあまったら、冷凍保存できます。
甘酒を発酵させている間は、何度か保温水筒をゆらして発酵を促してください。
火入れした甘酒は、冷蔵庫で一週間保存できます。冷凍もできます。 NHKグレーテルのかまど より
3 アレンジ
① 甘酒豆乳
やり方は、とってもカンタン。無調整豆乳と甘酒を1:1で混ぜるだけ。割合は、お好みで良い。豆乳が苦手な人は、薄くしてね。
たしか豆乳に含まれるイソフラボンは、豊胸にも良いって聞いたよ。もちろん美肌にも。
②その他
ほかにも、甘酒プリンや甘酒ホットケーキもいい。スムージーやアイスクリームもね。
ダメだぁー。お肌に良い食べ物、全部食べたらむしろ太るーー。
悩むところね(^^) またね。